台風にドキマギしているうちに・・・

私の住んでいる処に「いつ来る?」とテレビのテロップに釘付けになっているうちに、9月になっていました。外周りを片付けようにも、いつなのか…で迷っているうちに台風ではなくなり、ちょっと雨が降ったかな…で過ぎてゆきました。

 

そして新学期も始まり、ランドセルを背負った子どもたちが分団で集まって登校する姿も久しぶりに目にします。最高気温が35度を切ったこともありましたが、また今日は35度だか36度だかの猛暑日となっています。綺麗にしたはずの処が、あっという間に湖状態となり、雑草がこれでもかと、ゆさゆさ揺らいでいます。何だか果てしなく草取りが続くようで・・・。私の休暇はいつになったら取れるのやら。近場で良いから電車に乗って出掛けないと、と焦っています。

 

少し前から、洗濯機を新しくしたいと考えていて。いつまででもグズグズ考えているくらいなら…と。思い切って近場の家電量販店で購入を決めてきました。憧れの洗濯機がある訳でもなく、今あるモノと同じで容量を小さくする。何だかツマラナイ買い物ですが。過酷な使い方で10年は過ぎているし、相棒と二人、今より小さいので充分なのです。これから先、何年か後に買い替えるくらいなら、まだ気力も元気もあり経済力もある「今」かな?と。今どきの乾燥機能の付いたドラム式洗濯機は、私のウチには置けません。洗面所の入り口から入らないし、床のバンもサイズが合わないし、何より、建物の年数が経っているので、重いモノは床が抜けそうで心配です。ただでも、お風呂のドア横で、湿気が多いアブナイ場所ですし。

 

日立の縦型全自動洗濯機9キロから8キロに下げて購入を決めたらば、明日にも届けるという雰囲気で。翌日とその翌日は午前中に用事があるので…と話すと。時間の指定は出来ないので、どの時間でも良い日を選んで欲しいと言われ、月曜日に届くことになります。表面だけでも掃除をしてハズカシクナイようにと考えると、手間暇がかかるので、無難な日程です。

 

ウキウキはしませんが、安堵はしています。この先、このタイプの洗濯機はいつまで売っているか分かりませんから。世の中、色んなモノがどんどん変化してゆき、置いてけぼりの感は否めませんが、何とか折り合いを付けて暮らしてゆくしかありません。今さら真っ新の住まいを提供されたとしても、色んな手配をしなくてはならないのは面倒・・・の気持ちの方が大きくて。もう10年も前なら、喜び勇んでアレコレ片付けて支度をしたかもしれません。そして今、ひどく消極的で及び腰な自分が、ツマラナイ。

 

7月にいつもの米を5キロ買ったことは覚えていますが。スーパーから米が消えた、とのニュースが流れたので、出掛けたついでに米のコーナーを覗いた処。棚には只の一袋も残っていないのを見て、驚きました。夏の初めに、相棒の親類からの選べるギフトが届きましたが。何も欲しいモノがなかったので、「米にしておけば間違いがないかも」とハガキを出したら。しばらくして2キロ袋6個が届き、「精米後2か月が目安です」などと記されているので。こんなに暑いと虫がつくかもしれないと、内心ビクビクしていた処でした。

 

数日前、近くに住む娘が「米がどこにも売ってないから、高くてもネットで買わないとイケナイ」などと言っています。「昨日も、米があと2キロしかないから、小学生の息子と夫と私で、少しのご飯でガマンした・・・」とのこと。もっと早くに言ってくれれば、いつでも持たせたのに。喜んで持ち帰ってくれて、コチラも安堵です。それにしても、家族で顔色を見ながら、けん制しあってご飯を食べている食卓を想像すると、何だか笑えます。