針仕事

昨年12月10日の「落ち葉がピーク」に揚げていた泥団子が、いつのまにか下のような形に作り替えられていました。崩れずにいたのか、新たに作ったのかよく分かりませんが、何だか楽しいです。小学校3年生のKちゃんとそのお友達の仕業です。

 

泥団子その後

 

昨年のうちにキルト芯を入れて表裏を張り合わせて放置していた、キルトランチョンマット6枚。少しずつ暇な時に針仕事をしていたら。かのKちゃんに見つかり、「私もする~」というので、「やってみようか、パンのようにちょっと膨らんだ生地に針でつんつんするのがやってみたいの?」と訊くと「うん」でした。

 

彼女は、幼稚園の時から何だか針を持って何か作るのが好きなようで。ママに教えてもらっては、玉結びとか、運針とか、フェルトぬいぐるみとか、ビーズ小物作りをしていました。今の子どもは幼稚園の時にも少し針を持たせるようで、隣の市の娘の長男も、何やら作らなくては…と生地を物色にきていたりしました。それでも小学生は4年生になって初めて洋裁箱なるものを購入して授業があるようで、まだ自分の針道具を持っていないので、先日缶入りの小さな洋裁セットをプレゼントしたのでした。

 

お風呂や夕ご飯が済み、寝る前に少し時間があるとやって来て、ブスっと針を刺してキルティングをしています。まだ完成ではありませんが、「暇すぎて涙がこぼれそうな時にいらっしゃい」と言って一緒に針を持っていたりします。

 

左側はランチョンマットで右がマスク途中

ついでに、コロナの時期に作ったマスクの型紙を引っ張り出してきて、余ったシロクマの生地で新たに6枚を作製中です。花粉症なのと、鳩が飛びかう場所で草取りをする時の為のマスク。気休めとは分かっていますが、保湿を考えると、これからも私にはマスクは必要です。暇時間に針遊びです。

 

今回、市販の裁縫セット小を買い込んで見つけたのは、「ワンタッチ針」です。かすむ目でよく見ると、針穴が二つ有り、天辺が少し離れていて・・・針穴に糸を通すのではなく、「糸をはめる」のだそうで、まっすぐに張った糸をスライドさせて針に納め、穴に落とし込むのだそうです。特別仕立てと言う訳でもなく、百均で手に入るのだとか。糸通しも一瞬で終わるがフレーズのようで、「親孝行針」というキャッチも付いています。

 

ジャンクな針なのかと思いきや、大手のクロバーも大昔から販売しているとのこと。大量生産ができない形だそうで周知が少ないようです。初心者用の裁縫セットには当たり前に入っているようで、驚くばかりです。ただ、形状により使い方によっては、天辺が折れてしまい、針を替える頻度が高いようです。知らなかったのは私だけなのか。。。