今日は天気予報とは異なり、穏やかに温かい日となりました。昨秋に買い込んでいた強力粉の消費期限が近いことに気付き、慌ててパンを作ることにします。
上の画像が、今日作ってみた新しいレシピ本のミルクロールです。
パン作りから遠ざかって何十年。今のオーブンレンジではお菓子もパンも作ったコトがなかったのに、気分転換に昨秋に作ったのが、ブリオッシュ生地を使う「ウインナーロール」というもので。ソーセージが入っている訳ではなく、クロワッサンの原型と言われているパンです。何のことはなく、三角にのして、クルクルっと丸めて留めるということがしてみたかった。レシピの載っている本は昭和５５年発行・・・でした。子どもが小さかった頃に、重々しいオーブンレンジでアレコレ作っていました。
その古いレシピ本では、４００グラムの強力粉に卵４つ、バター２８０グラム、サトウ４０グラムを使います。ずいぶん立派な材料を使っているのに、何だかパサパサして昔ほどの感激は味わえませんでした。
下が、そのブリオッシュ生地のウインナーロールです。
その後にもう一品を作ってはみたものの、レシピのあまりの古さに・・・の気分となり、これでは…ということで、新しいレシピ本を手に入れました。今回挑戦したのは、「ムラヨシマサユキのパン教室」の中の「ふわふわリッチパン」に属する「切りっぱなしのミルクパン」です。強力粉２００グラムにサトウの替わりにコンデンスミルク３０グラム、バターは２０グラムで卵は半個を使います。残りの卵は最後の仕上げの艶出しに使います。
古いレシピでは途中で冷蔵庫に何時間も寝かせたりと時間がかかりますが、今回のミルクパンはホカゴトをしながら、半日で作ることができます。
味は・・・というと、新しいレシピの方も買った方が美味しい。（当たり前か）
コストも、やはり出来上がりを買った方が安い。
何のことは無く、「パンを手作りした」という自己満足を味わう為の奮闘です。
こういう日をたまには作った方が、気分転換には良いかも。どうかすると内に籠ってイライラ、ギスギスとした自分に気付きます。
