再び彦根

前回のお出掛け「彦根城」で、足を延ばすことが出来なかったコトが気になっていて、4月10日の月曜日、再び彦根に出向いてきました。

新幹線の特急券指定席を含む切符を自動機で買うコト。これは、以前から学習しなくては…と思っているうちにコロナ禍で外出が不自由になり、今だに未経験。窓口に並ぶことなく気軽に買えればといつも思っていました。

新幹線を使うといっても超近場。米原までの30分ですが、特急券の仕組みが分からず。行きは席を決めない自由席を購入してみました。予想外に混んでいて、大きなトランクを持ち込んでいる旅行者ばかりで、色んな言葉が飛び交っていて…。ちょっと身動きが取れないほど緊張してしまいました。

帰りは絶対に指定席を選ぼうと…。乗り込むのが早い時間だったからか、2割の乗車率で、無事戻ることができました。指定席と自由席の金額はさほど変わらず、距離によって特急券の値段が決まるようです。また、混みあう時期や閑散期で少々値段が上下するようで、細かく設定されています。

乗る側としてはどこで運営会社が変わるのか…等は、乗ったままなので気に留めることがありませんが、大阪が境なのだと相棒が言います。車内販売のアイスクリームの種類が異なるそうで、旅先で冷たいモノはなるべく避けている自分には、気付かないことでした。とにかく、最寄りの駅からの新幹線を含む切符を、自動機で購入してカード支払いをする…という経験をしてきました。

 

一か月前の彦根行きは、彦根城の周辺を歩き回るので、へとへとになってしまって戻ってきましたが。彦根駅からお城とは反対側にある実母の実家、京町へ歩き、母の生家が存在するのか確かめたかったのでした。次の法要は47回忌でしょうか、母の実家の兄も兄弟もとうに彼方のヒトとなっており、実父が亡くなった時点、10年ほど前に年賀状のやり取りを止めました。伯父の配偶者の美枝子さんが存命かどうかも分からず…。気軽に足を運べるうちに確かめたいと思っていました。

子供の頃は適当には預けられたり、家族で泊まったりした家は、古くなっていましたが、通りに昔のままのドアで存在していました。食べ物の商売をしていたこともあり、その後は焼きトリ屋さんに貸していたようですが、今は空き家…でしょうか。路地の奥、2分程度歩くと本宅がありました。そちらの方も、入口の引き戸は替わっていましたが、表札は確かにあります。・・・とスマホで写真を撮っていたら、誰かしらが脇から出ていらして。。。驚きのあまり、思わず向こうへ歩いて遠ざかってしまいました。ドキドキしながら、ぐるっと回ってもう一度通りから眺めてみると。

出ていらしたのは、昔の面影のままの美枝子さんで。気持ちの準備は何もないまま、これで声を掛けなかったら、ず~と後悔するだろう…との思いで、近づいて声を掛けました。すぐに私のコトを分かって下さって、近況報告で立ち話は延々と続いてしまいました。「上がっていって」と何度も誘われましたが辞退して、従妹のことや、ほかの親戚のコトも情報交換をしてきました。祖母や伯父の見舞いや葬儀から19年も過ぎているのだと知りました。何にしてもお元気でいらして何よりだと思いました。

 

それはそうと、小学生たちは新学年が始まり、給食も始まりました。この春休みに、息子の子ども達は、初めて「自分たちだけで新幹線に乗る」を経験しました。泊りがけでママの実家に遊びにゆく、名古屋駅までママが送り、東京駅でママのパパ(じじ)が迎えてくださる。5年生の兄と3年生の妹はドキドキしながら1時間40分を座席で過ごしたのだと思います。ママは、「車内販売のお菓子を買うことが出来るくらいリラックスできれば良いのだけれど。」と言っていました。帰宅してから兄の方に「どうだった?」と訊いたらば。帰りの新幹線は風邪を引いてしまっていてアタマが痛く、それどころではなかった…とのこと。

 

自分を思い返すと。中学3年生だったか、高校1年生だったか、独りで岡山まで新幹線に乗ったのが初めてだったかと。そちらに引っ越しした友人のウチに一泊で遊びにゆき、倉敷と後楽園に連れて行ってもらい、「アイスクリームの天ぷら」をごちそうになったのを覚えています。遠い昔のコトとなっています。

 

それはそうと。相棒は、京セラの携帯電話を落とした途端に、二つ折りの蓋がハズレて無残な姿になり…。あわてて携帯ショップに出向きました。今どきのこと予約なしで良いの?と声を掛けるも、無視して出掛けてゆきました。そうか、そろそろ新しいのに換えた方が良いかも、ちょっと薄汚れてきたし…と。私の方がウキウキしながら待っていたら。思いのほか早くに帰って来るので、?と思っていたら。かちゃっと蓋をハメるだけで、物理的にすぐに元通りとなり、買い替える必要なし…とのこと。新しい色違いが欲しいと言っても、「使えるしモッタイナイカラ、このままで」と簡単に帰されてきました。ガラケー安いし、モウケも薄いし、色々な設定も全部やらなくてはならないので、メンドーだったのかと。売る気ゼロの店員さんだったようです。