鞍馬寺へ

一週間前の水曜日、9月27日。鞍馬寺に相棒と出掛けました。相棒は一泊のバス団体旅行の引率責任者として、私は新幹線に乗っての一泊独り旅で行ったことがあります。記録を見ると、2004年10月6日に、自分は奈良から入り、宝ヶ池プリンスに泊まり、翌朝に鞍馬駅から歩き続けて、貴船口に下りています。19年も前だった・・・

 

天気が良いので気分良く出発です。京都まで新幹線で30分、そこからJR奈良線で2分で「東福寺」。京阪電鉄に乗り換え「出町柳」まで準急で5駅17分。叡山電鉄に乗り換え、鞍馬まで12駅31分の行程です。鞍馬寺の入り口を通過すると、ケーブルが有り、それに乗れば、登りはあっという間だということも知っていました。

 

 

 

 

写真上は終点の鞍馬駅、下は鞍馬寺です。ケーブルは少し手前までで、最後はちょっと急な階段をある程度上った処に本堂があります。その後は少し上ってから、ひたすら下りて貴船神社にゆき、川沿いに歩いて鞍馬の一つ手前の貴船口まで行くつもりでした・・・私は。

 

なのに、相棒はこのまま鞍馬駅に戻ると言い張り・・・。「これからの道々にカフェもあってギャラリーもあって楽しいのに」という私の意見は却下されました。

あまりに短い滞在で、このまま京都に戻るのはもったいない。何をしに来たのか、私は不満爆発。電車の中でアレコレ検索し、そうだ、京都の一つ手前の駅名になっている「東福寺」に行こうと決めたのでした。

 

臨済宗の数ある本山の一つですが、二人ともまだ出向いたことのない寺です。想像以上に大きくて広く、塔頭寺院も手入れが行き届き丁寧に整備されたお寺でした。

回廊では結婚式の撮影が行われ、方丈庭園や回廊は素晴らしい眺めでした。紅葉には早すぎましたが、その分、静かな空気を味わうことができました。

 

 

 

上の写真は回廊で、下は三門。どちらも、それはそれは立派な造りでした。そこそこ汗ばんで歩き、京都駅に戻り、伊勢丹のエスカレーターを上り・・・午後3時も過ぎてから、美々卯のざるそばを食べたのでした。前回来た時に買い込んだアンズの練り込み食パンを思い出し、探してみましたが、今回は見つからず。ちょっと残念でした。京都駅の賑わいは相変わらずで。美しい東福寺には圧倒されましたが、メデタイ一日でした。