ジャズドリーム長島

2週間ほど経つでしょうか。ナガシマスパーランドと言えば、我が地方では大昔からジェットコースターとカウントダウンで、誰もが知っている場所です。私はというと、ジェットコースターの遊園地も、流れるプールも、ホテルはなみずきも、出向いたことがなく。唯一「なばなの里」のコスモスを見に出かけたことがあります。名古屋駅のバスセンターからバスに乗って行きました。

 

相棒が暇そうにしているので、近場のお手軽ドライブのつもりで「土岐アウトレット」に行こうと誘ってみたら(行かないと言ったら独りドライブも良いかな・・くらいの気持ちで)、相棒はどうせ行くなら長島のアウトレットの方が良いと言います。私としては、土岐なら高速道路を使っても一本道なので気楽ですが。ナガシマとなると都市高速やら東名阪やらを使わなくてはならず。慣れない分岐をちゃんとクリアできるかの不安満載での出発でした。案の定、名古屋高速はたくさんの分岐があり、どちらも正しいような錯覚に陥り、ナビがあっても「どっちなの?」とドキドキです。相棒が助手席で道案内を見てくれていたので、何とか迷わずたどり着き、あまりの広さの駐車場に口があんぐりと開きました。

 

取り立てて買うものもなく、ぶらぶらアチコチの扉を開け、相棒は早々に冬用のキャップを見つけ、試着するものの大きすぎて。相棒のアタマ周りは、髪もないことから、小さくて小学生サイズなのです。その店にはキッズの帽子は置いていないので、女性用を探して、何とか2つくらいが見つかり、そのうちの1つを買い込みました。ウールでチェック柄のゴルフ用っぽいキャップです。温かそうで何より。

 

私は綿素材のフード付きのTシャツが欲しいな…と思いながらも、季節がハズレていて。私が何も買うものがない状態でいるのが落ち着かないのか、相棒がアレはどうだ、コレはどうだと世話を焼くので。何とかせねばと、大きく値引きの張り紙をしている雑貨の店に飛び込んでみると。ちょっと値の張るフライパンがずらりと並んでいて。相棒は「肉が美味しく焼けるのはどれ?」と店員さんに訊きます。「重いけれどコレ」と教えて下さるので、それを買ってもらうことにし。油はねで汚れるのがイヤで「コレに合う蓋を手に入れたい」と言うと、本当に立派な蓋を勧められます。今使っている蓋は、3種類くらいの大きさのフライパンに使えるもので、何だか毎回洗うのに溝が多くて「面倒だ」と思っていたので、本体のフライパンよりも、その蓋に魅せられて決めました。

 

翌日に、さっそく美味しく焼けるというそのフライパンで肉を焼いてみましたが。大騒ぎをするほどの違いは見いだせず。。。私は蓋のずしりとした重みと蓋の持ち手のフォルムに、感動して満足なのでした。こういうの、今まで使ったことがありません。ピカピカだし。今までは、軽いフライパンの浅めと深めの2つ、目玉焼き用に柳宋理の小さいフライパンの計3つを使っていましたが、軽い浅めを手放すことにしました。一つ手に入れたら、一つ手放さないとモノは増えるばかりになります。買ってもらったので、重いフライパンをせっせと使って肉料理が増える予感。。。

 

ちなみにアウトレットでのお昼は、何でも選べる大きなスペースに入り、相棒はオムレツ、私はラーメンを行列に並んで注文して食べてきました。「食べる為に並ぶ」という行為そのものが新鮮でした。帰りはナビ通りに走ったつもりが高速に入る処を見逃してしまったようで、倍の時間をかけて下の道をたらたらと戻ってきました。いつものことです。

 

それはそうと、冬が近くなると、外仕事と普段用にトレーナーを数枚買い足すのがお約束です。今年は何だか手触りが良くて暖かいものを見つけ、調べてみると。吊り編みという昔ながらの機械で作られたモノらしく。色違いでもう一枚を、とお店に出向いたら、私のサイズは、今季はもう無いとのこと。残念です。

 

買うと言えばもう一つ。パジャマの上にはもう何十年も綿入れハンテンを着ることになっていて。私は寝る寸前にお風呂に入り、出るとすぐに布団の中なので、夜中に起きた時ぐらいしか使用することがありませんが。あまりに寒い夜はハンテンを着たまま布団にもぐり込みます。シーズンが終わると手洗いをして何年も使います。今のは12年程前に手に入れたかと。よく見ると襟下がぺらぺらで、下の裾に綿が移動してしまっています。干す時に吊るしているのが良くないのでしょう。今まで気付かずにいましたが、これでは背中がゾクゾクするはずです。新しいのを買うことにして。相棒は夕ご飯前にお風呂に入り、そのまま寝るまでそのハンテンを着ています。なので、常時2枚用意して交互に着ています。よく見ると、それも肝心の背中辺りの綿が少ない・・・。相棒の一枚はそこそこマシなので、相棒のを1枚、私のを1枚で、 2枚新調することになります。今度から干すのを気を着けなくては。平置きにしなくては。