VISONへ出掛ける

昨日6日に、下の妹と一緒に三重県のVISONへ出掛けました。2月になったら一緒にどう?と誘われていて。天気はどうかなぁと言いながら、出向く気力のあるうちに…と決行しました。

 

バス以外にもJRを使ったりと調べましたが、運賃や乗り換え回数を考えると「高速バス」が一番良いということで、名古屋駅にある名鉄バスセンターから出発する三重交通の「名古屋南紀高速線 三交新宮前行き」の一つ目の停留所を予約することになりました。最初は、朝起きた時の天気と気分で…などと悠長なことを考えていましたが、「満席の場合はお断りします」にびびり。前日も午後になってネット予約をすることになりました。

 

パソコンを開いてVISONサイトに紹介されている通りに予約を試みるものの、肝心な処で画面が地図になってしまいます。想定外の成り行きに私はパニック。何だコレとブツブツ言いながら何度も同じことを繰り返していると。妹から、LINEで予約取れたからとの連絡が入ります。私は大きな画面で操作しているのに間に合う操作が出来ず。妹はスマホでスイスイと私の分のチケットも予約して、最後は画像で予約票を送ってきました。持つべきは役に立つ妹と思ったのでした。

 

サイトは高速バスドットコムで。どこかの画面で先に「予約」をクリックしないのがイケナカッタようです。なにはともあれ、前日に往復のバス席がゲットできたのでした。

 

三重県多気町VISONは「美村」ということらしく、まだ発展途上中のエリアのようです。ホテルや建物が木造建築で、木肌のぬくもりを感じられる自然の中で買い物やら宿泊やら食事やら体験やら鑑賞を楽しむという趣旨のようです。あいにく、その日は最高気温予想9度で、風もそこそこ吹いてきて、細かい雨がたまに落ちてきたりする冬の一日。こういう寒い日に珍しいモノ、美味しそうなモノ、気付きを与えてくれるモノを求めてウロウロするのも、今までになかったし、これからもそんなには無いかもしれないと思うと。何だか貴重な一日だったかもしれません。

 

なぜにVISONと訊くと、彼女は少し前から学生時代の友人と何十年ぶりかに集まることになり、その中の一人か、その配偶者だかが、この施設の始まりにかかわったのだそうです。距離的には日帰りできる近場で、自動運転の乗り合い小型タクシーがなにげに停まっていたり、その隣には銀ぴかのトレーラー屋台が営業していて、遠景にススキがなびき、木造のログハウス様の建物の中になじんでいるのがオモシロかったりします。

 

「ミナペルホネン」と「くるみの木」

平屋のお店が並びます

ジャンルに分かれて、あちこちに

昼食はカフェで、卵サンドとチョコレートケーキで

買い込んだドレッシング。

宗田にんじんのドレッシングは、どちらかと言うと甘口で。最初に使った時はちょっと感激でした。左隣の黄色いドレッシングは見たことのない色と形のドレッシングなので、手に取ってメガネ越しに近づくと、「人参とカシューナッツ」・・・って、そういう組み合わせはあるのだろうか。興味本位でレジに持っていったら、本日初めてこの店の棚に納めたのだそうです。新作なのだろうか。今日の夕食に封を切ってキャベツの千切りにぶっ掛けてみました。レモンが入っているからか、爽やかな酸味が第一印象です。最後にほんわかとカシューナッツが出現するというカンジで。何の先入観もなかったら「カシューナッツ」を見つけるのはムズカシイかも。強すぎない酸味の爽やかさと綺麗な黄色が何と言っても売りでしょう。美味しいです。


100分ちょっとのバスの中でも、現地で歩いている間も、屋内で椅子に座ってクツロイデいる間も、ずっとお喋りし続けて。こんなに一対一でお喋りしたことは無かったかと。周りは少々迷惑だったかもしれませんが。何にしても、それぞれの連れ合いがそこそこ元気で、自分もアチコチ歩き回れる元気と気力があるからこその一日でした。無事でいられることに感謝…です。

 

それはそうと。今日は、ひょんなことで小さい裁縫セットが必要となり、めぼしい処に探しにゆきました。手芸のトー〇イは、我が地方では昔から存在していて、数年前に、私はミシンを買いました。一番に出向いた処、いつの間にか建物ごと無くなっていて、ガッカリ。次はシミ〇ヤという昔からの4階建ての地方デパートで、確か3階の端っこにコーナーがあったはず。平らなアイロン台を買ったのはいつだったか?と出向いたら、そこも別の売り場になっていて洋裁道具は無い…とのこと。どおりで、ホームセンターに糸とか白い平ゴムが袋に入ってぶら下がっているのは、こういうことなのだと合点がゆきました。洋裁道具をちまちま売るという商売は成り立たなくなったのです。他にも思い当たる処がアタマをかすめましたが。がっかりするのがイヤで、絶対にあるはずのお店を目指しました。

 

千種の車道にある「大塚屋」。生地だけでもワンサカとあって、あまりの多さに買いたいものが決まりません。今回は小さい洋裁セットということで、2千円だったか3千円だったかで、針から針山から糸からハサミからメジャーまでが、キャラクター「すみっこ暮らし」の缶に入っているのでした。探していたものがあった…ということで浮かれてしまい、またしても新しいプリント生地を買ってしまいました。1メートル一種と50センチ一種。生地を減らす為にパッチワークをしているのに。何かのついでに布を見ると、「こういう色も良いのよね~」と誘われます。・・・なので、ちっとも生地が減りません。